ガラス工芸作家中村敏康さんです。素敵な切子を製作されています。
「切子の伝統工芸から入ったわけではないんです」とおっしゃる中村さん。
レクサスのガラス部分のデザインも担当なさったと聞きました。
なるほど納得。自由な発想のモチーフの素晴らしい加飾が大きな魅力となっています。
それともう一つ。だからこその価格の手ごろさ!
伝統工芸と思うことはともすれば足かせとなり横並びの意識が働く。
しかし中村さんは食器を作りたかったとおっしゃっていて
その手段としての切子だったとのこと。もちろん伝統には敬意を払いつつも、
だからこそ家庭で使ってこその道具だからと、食器としての価格付けを心掛けているそう。
今彼の切子が光って見える理由はそういう感覚がなせることなんでしょうね。
現代の生活に寄り添う。手の届く少し贅沢なガラス食器。
そのクオリティはびっくりするぐらい高いもの。
価格破壊の異名もうなづけます。
カットして、透明になるまで磨き上げる切子の妙技を、どうぞ使ってお確かめください!